〈デザイン事務所&ギャラリー〉アボリジナルアートのスワンバレイインク

アボリジナルアートとは?

 

オーストラリアには遥か太古から、それは5万年とも6万年とも言われている長い間、人類最古のライフスタイルである「狩猟採集生活」をしながら広大な大陸を自由自在に移動してきた先住民"アボリジニ"の人々がいます。

農耕をせず、家畜を飼わず、野生のモノだけで暮らしてきた彼らは道路標識ひとつない圧倒的に過酷だとしか思えない環境の中でも「生命(いのち)溢れる豊穣な大地」だと大きな笑みを浮かべて私たちに教えてくれます。

その大地と共存する中で、アボリジニの人々は"文明"とは異なる"何か"を築き上げてきました。「読む」「書く」といった文字を持たなかった彼らにとってその"何か"を次の世代に伝承する手段が絵を書くことだったのです。まさに自分自身が大地と関わることへの喜びの表現といってもいいでしょう。

もともと砂の上と身体だけ描かれていた「文字に代わる」ビジュアルな言葉が1971年に初めてアクリル絵の具でキャンバスに表現されるようになってからいうものは現代美術界に大きな衝撃をもたらしました。

Aboriginal Art

デザイン事業部

 

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